「手ごねハンバーグ」を注文したときのことです。「ご注文はお決まりですか？」「手ごねハンバーグをお願いします」「大変申し訳ございません。今日は手ごねハンバーグの機械が壊れておりまして」。まぁ、そんなこともあるよね・・・と思いながらも、複雑な気持ちで和風ハンバーグを食べたという面白い？お話でした。

今月の商売のヒント：【目の前の出来事は関係ない】

仕事で大失敗をしました。そのときあなたはいつまでもくよくよ悩むこともできます。パッと気持ちを切り替えて失敗から学ぶこともできます。何から何までうまくいかず八方塞がりになって今しました。そのときあなたはすべてを投げ出して現実逃避することもできます。誰にも相談せずに独りで問題を抱え込みますます状況を悪化させることもできます。または冷静に状況を分析して、人の知恵を借りこの状況を立て直していくように腹をくくることもできます。
失敗や状況に影響されることはあっても、それ自体が人生を決めるわけではありません。人生を決めるのは、目の前の出来事に対する自分の考えや行動なのです。これは「選択」といってもいいでしょう。辛いから簡単にあきらめてもいいし、辛くても頑張って続けてもいい。その出来事に対してあなたは、どんな選択もできます。どんな態度で臨んでもあなたの自由です。ただ忘れてはならないのは、自分の人生を決めているのは「自分の選択」だということ。
商売をやっていれば毎日、いろいろなことが起こりますが、目の前の出来事に一喜一憂しないことが大事だろうと思います。出来事はあなたの感情を揺さぶりますが、その出来事自体があなたの人生を決めるわけではないのです。その状況をどう捉え、どう考え、どう行動するか。それによって商売の行方や人生が決まります。感情で選択すれば感情的な結果になり、冷静な対応を選択すれば冷静な結果になる。どうやら自分をよく理解している人は、出来事の種類に関係なく冷静な選択ができるようです。

働き方改革関連法によって２０２４年４月から物流業界に生じる問題を指す。特にドライバーの時間外労働の上限が年間960時間に制限される規制の影響が大きく、運送会社の収益減、ドライバーの減収・離職、荷主企業の運賃上昇が危惧される。業界の施策として輸配送管理のデジタル化など業務の効率化が求められている。