はじめまして。
パソコンを使用していて「こんな場合はどうすればいいの？」「もっと簡単にできないの？」なんて思ったことはありませんか？そんな身近な疑問の解決法や重宝するコツ、うんちくなどをお届けします。

探しても無い文字は作ってしましましょう！

俗に言う「つちよし」をご存知ですか？「吉」という字の士の部分が土になっている字のことです。あの吉野家も「つちよし」ですね。この字は、士より土の方が末広がりで縁起が良いとされ、社名などに使われることも多いようですが、この字はＪＩＳが定める漢字コードには入っておらず、通常はパソコンで表示することができません、。では、どうすれば良いのでしょうか？
そこでお勧めしたいのが「外字登録」という方法です。これは文字を絵として描き、登録しておいてから使うというものです。少々面倒ですが、登録したパソコンであれば何回でも表示や印刷が出来ます。自分独自のマークを登録しておくなど応用も可能です。

外字の登録方法（例としてＭＳゴシック体の「つちよし」を作成して登録してみます）
（１）「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「外字エディタ」をクリックする
（２）何も文字が入っていない空白のコードを選択して「ＯＫ」をクリックする
（３）ゴシック体の吉を呼び出して編集する
　「編集」→「文字のコピー」→「コード5409」→ゴシック体の吉が表示されたら「ＯＫ」をクリック
　
（４）「鉛筆ツール」や「消しゴムツール」で書き足したり消したりして「つちよし」を作成する　
（５）「編集」→「同じコードで保存」し、再起動する
（６）作成した文字を入力する場合は、「IMEパッド」→「文字一覧」をクリックする。「外字」に切り替え、登録してある外字の中から入力したい文字をクリックする
　　
（７）単語を登録しておくと次回から使いやすくなります。

　※アプリケーションによっては使用できない場合もあります。（解説仕様：WindowsXP　IME2003 ）